【サンティアゴ巡礼の準備】足マメの原因とマメを防ぐ対策【5選】

巡礼の準備

「巡礼中に足にマメができないか心配…」
「マメを作らないための対策はある?」

せっかくの夢のサンティアゴ巡礼を歩き始めたのに、足のマメに悩まされている巡礼は多くいます。

僕自身はマメはできませんでしたが、巡礼中にマメに苦しむ仲間を見てきました。巡礼を中断せざるを得なくなった仲間もいます。

これから巡礼を始める皆さんにはなるべく快適に巡礼をしてもらいたいので、この記事を書きました。

興味があれば参考にしてみて見ください。

足マメの原因とマメを防ぐ対策5選

なぜマメはできるのか?

 まず前提として、足の皮は二枚あり、肉に近い皮を真皮、その上を覆っているものを表皮といいます。マメが作られるメカニズムは

 歩くなどして靴が動くことにより、足の表面の皮が引っ張られて、その内側にあるに真皮との間にズレが生じます。その引き剥がされた真皮と表皮の間に体液が溜まって、これがマメと呼ばれるものになります。

いつマメはできるのか?

マメができやすいのは、足の皮がふやけた状態のときです。

 シチュエーションとしては、長時間歩いたりして汗をかき靴の中が蒸れた状態、あるいは雨に濡れるなどして靴の中がビショビショに濡れた状態のときです。

 お風呂に長時間入ると足の皮がだんだんふやけてきますよね?そんな状態がマメができやすい状態となります。

対策① 自分に合った靴 / 馴染んだ靴を履く

自分の足に合った靴を選ぶ。靴を馴染ませることがまずは大事です。

マメは、靴と足との間の摩擦が引き起こします。

 それを避けるためにも、自分の足に合うシューズ選びが大切です。
僕がトレッキングシューズではなくランニングシューズを選んだのも、ランニングシューズの方がふだんから履き馴れていたからです。

 山道で滑るリスク、靴が途中で壊れてしまうリスクもありましたが、そこは軽さ、動きやすさ、通気性を取りました。(逆に登山靴に慣れていなかった、ということも大きな要因ではありますが…)

 メッシュ素材だったので通気性も割とあり、後から考えたらそれもマメを防ぐのに一役買ったのかもしれません。

「これだ!」と思うものが見つかるまで何度も試し履きしましょう。僕も何度も試し履きしました。(お店の人は長時間付き合わせてしまいました)

丈夫であること、フィット感、軽さ、歩きやすさ、800kmの旅のお供にはどれも大切な要素になります。

対策② 靴をあらかじめ履き慣らす

現地で履く靴をあらかじめ日本で履き慣らしておく。

無事に自分に合う靴が手に入ったら、巡礼を始める前にその靴を履き慣らしておきましょう。

 そうすることで、「いざ巡礼を始めたら靴擦れがする…」というような事態を避けられます。
実際に履いて歩いてみて、違和感を感じたら日本にいるうちは買い替えることもできます。(もちろん現地でもできますが、日本人の足の形に合ったものが見つかるかわかりませんし、高くつくと思います)

 僕は日本を発つ直前にシューズを買いましたが、巡礼までの1ヶ月間語学留学をしていたので、その間に靴を履き慣らすことができました。

対策③ 厚手の靴下を履く

 厚手の靴下で足を守りましょう。

 僕も実際にカミーノ経験者から「靴下は厚い方がいいよ」というアドバイスを頂き、それを実行した結果マメは一度もできませんでした。僕が買った靴下はとても丈夫で4年履いていますが、まだ穴も空いていません。

ただし歩きにくいほど厚かったり、すぐに蒸れてしまうようでは本末転倒になりかねません。

対策④ 足は常にドライな状態にしておく

足は常にドライな状態にしておきましょう。

 足の皮がふやけた状態が一番マメができやすいです。その状況をなるべく作らないために、靴下をこまめに交換して靴の中の環境を常に乾いた状態にしておくことが大切です。

 実際に巡礼中も、こまめに靴下交換をしている巡礼や、赤ちゃんパウダーのようなものを足にまぶしている巡礼を見かけました。

対策⑤ マメクリームを使う

靴と靴下で対策をしてもマメができるような時は、マメクリームを使います。

効果としては、表皮に塗って滑りやすくすることで靴下と表皮との間の摩擦を減らしてくれます。その結果、表皮が靴下に引っ張られずにマメができないということです。

まとめ

マメができる原因

靴が合わずに靴下に表皮が引っ張られて真皮と表皮の間に体液が溜まることでマメができる
足の皮がふやけているとできやすい

マメを防ぐ対策5選

自分に合った靴 / 馴染んだ靴を履く
靴をあらかじめ履き慣らす
厚手の靴下を履く

足は常にドライな状態にしておく
マメクリームを使う

 皆さんがマメに悩まされずに巡礼できることを祈っています。ブエン・カミーノ!

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