昨夜はなかなか寝付けなかった。いつでもどこでも寝れてしまう僕には珍しい。朝は6時半には起きて、昼過ぎまでずっと勉強していた。別に頑張っているわけではなく、むしろ勉強が楽しくて自然に身が入る。自分はやっぱり語学が好きなんだと思う。
フランソワと14時に会う約束をしていたので、13時には勉強を切り上げて家を出た。LUASでセント・ステファンズ・グリーンまで行き、グラフトンストリートを抜けてオコンネルストリートに向かった。
グラフトンストリートを歩いていると、歩道の真ん中でタップダンスをしている少年を見かけた。僕は足を止めて、10代と思しき少年のタップダンスに聞き入ってしまった。僕は毎日たくさんの「靴音」を聞いているが、それらに感動したことなど一度もない。その音を楽しむものとして新たに見出した人は、相当な遊び心を持っていたに違いない。タップダンスの少年に投げ銭すると、待ち合わせ場所のスパイアへ向かった。

フランソワと合流すると、あらかじめ目星をつけていたブサラスステーション裏のパブへ直行。そこではGalway Bay Brewery(GWB)というアイルランドのビールメーカーのビールが楽しめるらしい。
店は空いており、僕らはカウンターに座るとビールで乾杯した。 GWBのフルーティなビールは飲み味が爽やかでとても美味しかった。
僕らはビール片手に、フランスのことやペタンキューと呼ばれるフランスのスポーツ、お酒や音楽について語った。彼とは本当に気があうのだと思う。話題は尽きなかった。
帰宅すると、キアラが夕食を作ってくれていた。ありがたい。
コメント